【メディアミッションの決め方】ブログ集客が最大化する2つのステップ

ブログ初心者に向けて書かれたコンテンツの多くは、「まずはブログを書いてみよう!」という謳い文句が多い。

けど、俺はそれをおすすめしない。

なぜなら、ブログのディレクション(方向性)が整っていなければ、ブログを書き続けることは難しいからなんだ。

そうやってブログのディレクション(方向性の決定)ができていないまま舵を取っていると、進むべき方向性を見失ってしまうからね。

この記事と出逢ったあなたには、そのような結末を迎えて欲しくない。そんな想いも込めてコンテンツを作成したから、少し時間を作ってキチンと読み進めて欲しいんだ。

もちろん無理強いはしない。

でも、「あなたにも成功して欲しい」という想いを込めて作ったことは確かだから、読んで後悔のない内容には仕上がっていると自負しているよ。

本記事のメインテーマは、以下2点。

ブログ集客が最大化する2つのステップ

STEP
メディアのミッションを明確にする

メディアのミッションとは、すなわち「媒体の使命」を指す。

ブログにせよ、SNS にせよ、「何をもって情報発信をするのか?」を明確にしておくことは、メディアコンテンツの質を高めるほか、集客の最大化に貢献してくれる。

それに加えて、挫折することなく中長期的な発信ができるというメリットにも繋がるんだ。

よって、先ずはメディアのミッションを明確にする必要があるよ。

STEP
メディアの設計図を明確にする

メディアのミッション(使命)を明確にしたら、次ではメディアの設計図を明確にしていこう。

ここは、自分が提供する「体験」「知識」「技術」をもとにした “情報” をメディアの中に構築し、可視化していくフェーズ。

メディアの設計図を明確に描いておくことでブログ執筆に集中できるほか、着々とメディアを強化していけるよ。

このようにして2つのステップを踏むことで、メディアのディレクション(方向性)が明確になり、コンテンツの質も自然と上がっていくというわけ。

その結果、メディアの成果が飛躍し、ブログ集客を最大化できるというメカニズム。

では、具体的な手順を紹介していくね。

もくじ

1. メディアのミッションを明確化する

冒頭でもお伝えしたように、メディアのミッションを明確化するためにもディレクション(方向性の決定)をしていこう。

この章で書いていることを実践することは、あなたがこれから書いていくブログの質を高めることに貢献してくれるよ。

  • 誰に?
  • 何を?
  • どのようにして?

発信するのかを具体的にしていこう。

コンテンツを創造することの意義を明確にする

コンテンツを創造する意義を明確にしておくことで、迷ったり、ブレたりせずにモチベーションを維持して情報発信ができるよ。

モチベーションを維持できない多くの理由は、お金を稼ぐことを目的にしているからなんだ。

え!?って思うよね。でも、お金を稼ぐことを最大の目的にしている限り、そのモチベーションは長続きしない。

なぜなら、お金が稼げなかったらその時点で終了してしまうから。だから多くの参入者はスグに挫折し、撤退していく。

たとえお金が稼げなかったとしても継続できるほどの情熱がない限り、ブログで収益化していくことは難しいのだと思う。それに加えて「創意工夫」を意識することも大切。

例えば

  • 集客のために作られたコンテンツ
  • ユーザーの欲求を満たすコンテンツ

あなたが検索した結果、表示されたのがこの2つのコンテンツだとしたら、どちらを選ぶ?

集客のために作られたコンテンツ

集客のために作られたコンテンツは、SEOで上位表示することを目的に欲しくもない情報が欄列されている状態。それゆえに、読んでも分かりにくいコンテンツという印象がする。その結果、軽く下へスクロールしただけで自分が欲しかった情報は無いと判断し、閉じてしまうようなページ。

ユーザーの欲求を満たすコンテンツ

ユーザーの欲求を満たすコンテンツは、ユーザーが検索する意図を汲み取っているのが分かり、見やすく、分かりやすいコンテンツに仕上がっている。その結果、自分が潜在的に望んでいた情報までを書いてくれているので感謝の感情が湧いてきて、最後まで読み進めてしまうようなページ。

問うまでもないけど、「ユーザーの欲求を満たすコンテンツ」こそが皆が求めている情報だよね。

よって、このレベル感を目指す必要がある。

あなたがコンテンツ・マーケティング初心者だとしたら、ブログ開始後の3ヶ月は全くアクセス数が伸びないものとして取り組む必要があるよ。投稿するペースによっては、半年間アクセス数が伸びないことも考えられる。

その理由の多くは、一般に「How To(やり方)」について述べられているのがほとんどだけど本質は違う。

自分の利益ばかりを追求しているから人が集まらないんだ。

  • 1年間 収益がゼロだったとしても、書き続けるほどの情熱が自分にあるのか?
  • その情熱は、お金を稼ぐこと意外にどんな点が挙げられるか?

上記の問いに対する応えがコンテンツを創造することの意義となり、高いモチベーションの継続に繋がっていくよ。

今スグ、紙とペンを用意して書き出そう。

1つ1つのコンテンツに最大限のエネルギーをブチ込む

宇宙には、そして地球には、「波動の法則」というものがあり、あなたが発する波動の「高さ」「低さ」によって現実化する現象に違いが生じるんだ。

簡単に説明をすると、

  • 集客のために作られたコンテンツ
  • ユーザーの欲求を満たすコンテンツ

この2つでは、「ユーザーの欲求を満たすコンテンツ」の方が波動は高い。

メディアに人が集まる状態を数値化した表現が「ページビュー数・イベント数」だったりするわけだけど、この数値は自分がコンテンツを生み出す際に発したエネルギー量(波動の高さ)によって変わるんだ。

どれだけ SEO 対策をしていても、どれだけシステムの精度を上げても、生み出す際のエネルギー量(波動)が低くければ大した結果は創造できない

だから、

  • 集客のために作られたコンテンツ
  • ユーザーの欲求を満たすコンテンツ

とでは、そもそもの波動に違いがあることから、結果も異なるというメカニズムになるよ。

なぜ、この話をしたのか?

あなたがメディア上で情報発信するエネルギーの強さによって、引き合うユーザーの質が異なってくるからなんだ。

「これくらい書いておけばいっか。」という着地点でブログを公開する発信者と・・・

「どのような情報が必要で、それをどのように伝えたら解りやすいだろうか・・・。」と熟考した末、ブログを公開する発信者。

自分が情報を受け取る立場だとしたら、どんな情報を受け取りたいか?

上記を基準に考えながらコンテンツを作成していくと、必然的に質の高い情報発信ができるようになる。

このようにして、何を、どのように発信するにしても、波動の法則は適用されるということを伝えておきたかったんだ。

「なぜ、そのメディアを運営するのか?」を自分に問う

あなたはなぜ、そのメディアを運営するのか?

明確な答えがあるかな?

俺で例えるなら

「個人の人生経験をデジタルアセット化して、ウェブ上から無限にお金が入ってくる仕組みづくりに貢献すること」これがメディアを運営するミッションの1つになる。

そのための方法が「コンサルティングを受けることなくブログで収益化できること」だったり、「ブロックチェーンゲーム」「NFT アート」についての情報発信だったりするわけ。

このようにして、「なぜ、そのメディアを運営するのか?」を自分に問い、メディアのミッション(使命)を明確にしよう。

メディアミッションを明確にすることはサイト構造の設計にも役立つ

個人が前提のメディアにおいては基本、その人の人生経験がメディアのコンテンツになる。

だから自分の人生を振り返り、

これまでの人生で自分は何をして生きてきたのか?

をリストアップしてから、

これからの人生で自分は何をして生きていきたいのか?

を決めていく必要があるよ。

  • それは、どのようなジャンルなのか?
  • そのジャンルのどんな情報を提供するのか?

このような問いに答えながら決めていくと、メディアのミッション(使命)を決めやすくなる。

このようにして

  • 誰に?
  • 何を?
  • どのようにして?

発信するのかを決めていこう。

メディアミッションを具体的に表すための3つステップ

ステップ1

・あなたのビジネスに関連する人は、どのような悩み・願望を持っているか?
・その人に対して、どのような情報を提供できるのか?

この2点を書き出す。

ステップ2

そのような人たちの “本当の望み” にフォーカスする。
顕在的なアプローチではなく、潜在的なアプローチをすることで、ユーザーの心を掴むことができる。

顕在的なアプローチとは、「月収30万円稼ぐ方法はこちら」というように、抽象的な望みに対してアプローチすることを指す。掘り下げてみると、月収30万円を稼ぐことは事象でしかなく、本当の望みではない。

対して潜在的なアプローチとは、「月収30万円稼げるようになったら何がどう変わるの?」というツッコミを入れるようなイメージ。このようにして、月収30万円を稼いだ先の未来で体験しているであろう “状態” にアプローチすることを潜在的なアプローチという。

対象となるユーザーの “本当の望み” にフォーカスしたアプローチを書き出す。

ステップ3

それに対して、あなたはどのような価値を提案できるか?
自分がユーザーに提供できる価値を具体的にすることで、コンテンツの方向性と質を向上できる。

上記2ステップで書き出した内容をもとに、どのような価値を提案できるか?を書き出す。

当ブログのメディアミッション

「個人の人生経験をデジタルアセット化して、ウェブ上から無限にお金が入ってくる仕組みづくりに貢献すること」これがメディアを運営するミッションの1つになる。

そのための方法が「コンサルティングを受けることなくブログで収益化できること」だったり、「ブロックチェーンゲーム」「NFT アート」についての情報発信だったりする。

これを3つのステップに当てはめていくね。

ステップ1

あなたのビジネスに関連する人たちは、どのような悩み・願望を持っているか?

例1

出産後の育児休暇中に会社が倒産したことをキッカケに、組織に依存することなく自分のチカラで稼ぐ必要性を強く感じた人。

子供が1歳3ヶ月になり、これから養育費が必要になるという局面での会社倒産。起業して自分の好きなことでお金を稼ぎたいという願望から、子供を保育園に預け、パートタイムで働きながら自分の空いた時間でビジネスができることを望んでいる。

↑ちなみに、俺の身内で起きたリアルな出来事

例2

会社勤めをして役員になったが、仕事のストレスが多く、会社を辞めて自分の好きなことでビジネスをしたいと強く感じている。仕事が終わり帰宅後の時間や休日の時間を使って始められるビジネスを探している人。

↑ちなみに、俺の身内にいるリアル人物像

身近な人の例を当てはめてみたり、昔の自分をモデルにして書き出していくとイメージしやすいよ。

ステップ2

そのような人たちの “本当の望み” にフォーカスする。
顕在的なアプローチではなく、潜在的なアプローチをすることで、ユーザーの心を掴むことができる。

組織に属することなく、「自分の好きな時間」「自分の好きなこと」で家族との時間も大切にしながらストレスなく自由なライフスタイルが築けるビジネスがしたい。

ステップ3

それに対して、あなたはどのような価値を提案できるか?
自分がユーザーに提供できる価値を具体的にすることで、コンテンツの方向性と質を向上できる。

個人の「体験」「知識」「技術」をもとに、メディアを立ち上げて収益化できる方法をコンテンツとして提供できる。よって、ユーザーが求める理想のビジネススタイルとライフスタイルに貢献できる。

目先の目標として提示できる事例

  • 個人の体験・知識・技術をもとにブログに書いて毎月5万円以上を稼ぐ方法
  • 個人の体験・知識・技術をもとにYouTubeで発信して毎月20〜30万円を稼ぐ方法

プラスα 権威性の要素

  • ブログ運営歴7年 75記事で合計855万PVを達成。これまでの Google AdSense 広告収入は、1ブログあたり通算300万円以上。
  • YouTube 総フォロワー数40万人超え。総再生回数7800万回以上。通算 広告収入は、8桁を超える。

このような感じで、3つの質問に回答していき、具体的に提供できる価値を含めてメディアミッションを完成させよう。

2. メディアの設計図を明確にする

メディアのミッション(使命)を明確にしたら、次ではメディアの設計図を明確にしていこう。

メディアの設計図とは

メディア 設計図

このようにして、「トップページ」「カテゴリー」「カテゴリー内のコンテンツ」を具体的にしていくステップに入るよ。

はじめのうちは難しく感じるかもしれないけど、先ずはやってみることが大事。

頭で考えているだけのうちは、思い描く成果に全く近づいてないと思ってね。

頭のなかで描いているイメージを具体的にするためにも、情報を可視化することが大事。自分自分に対して解りやすくすることも含め、メディアの設計図を明確にしていこう。

メディア設計に必要なキーワードを抽出する

メディアのミッション(使命)が定まり、自分が提供できる価値が見えてきた次では、コンテンツと関連性のあるキーワードを可能な限り調べていくよ。

世の中の人々が今、どのようなことに興味関心が強いのか?また、今後の未来ではどんな需要が高まってくるのか?なども含めてキーワードを調べていこう。

具体的な手順は、以下のページからどうぞ。

メディアミッションに関連するキーワードを全て抽出する

Google 広告でキーワードプランナーの使い方が分かったら、メディアミッションに関連するキーワードを全て抽出し、メディア設計図に当てはめていこう。

俺のブログで例えた場合

  • NFT
  • WordPress
  • ブログ 稼ぐ
  • お金 稼ぐ

など、自分が運営するブログに関連性のあるキーワードをキーワードプランナーで調べていく。

この段階では、あまり深く考えずに関連性のあるキーワードを全てリストアップしていく感じでOKだよ。

単体キーワードの例:NFT , WordPress など
複合キーワードの例:NFT アート , WordPress テーマ など

複合キーワードを並べ替える

「稼ぐ + ブログ」の場合は、「ブログ + 稼ぐ」に配列を変更してキーワードプランナーで調べてみると検索ボリューム数に違いが生じることもあるよ。

メディア 設計図

同じ意味合いのキーワードでも、キーワードの配列によって検索ボリューム数が変わるということは、競合性も変わるということ。

検索ボリューム数が高ければ、それだけ需要があるという見方もできるけど、別の視点では競合が多いという見方もできるんだ。したがって、検索ボリューム数が高ければ良いというわけでもない。

反対に、検索ボリューム数が低くなることで、競合より優位性が増す場合もあるからメディア設計のバランスを考えて選択していこう。

その他、現在では検索ボリューム数が低いキーワードでも、今後伸びていく可能性もあるよ。

キーワードを取捨選択する

メディアに「必要なキーワード」と「不要なキーワード」を決める。

キーワードプランナーから抽出した CSV データに●印をつけたりして、キーワードを整理して絞る。

参考例

Google広告 キーワードプランナーの使い方

メディアミッションに相応しい必須キーワードを選択する

検索ボリューム数だけではなく、メディアのミッションに必ず必要だと思うキーワードをピックアップする。

この作業は、検索ボリューム数が少ないものも視野に入れて確認しよう。

俺の例でいうと、

  • デジタルアセット:検索ボリューム数 590
  • web ビジネス:検索ボリューム数 260

この2つのキーワードは、月間検索ボリューム数としては低いキーワードに分類される。だけど、表面的な数字の大小で判別せずに、メディアのミッションに必要なキーワードとしてピックアップしてるよ。

メディアミッションは、サイト全体で成し遂げていくもの。検索ボリューム数だけに依存せず、地に足のついたキーワードを選定していこう。

検索ボリューム数がゼロ、低いものを削除する

検索ボリューム数がゼロ、もしくは100以下のキーワードは、その結果から需要が少ないことがわかるのでコンテンツを見つけてもらえない可能性が高い。

なぜなら、世間の悩みや願望としては弱いから。

このような理由から、世間の悩みや願望として強い、検索ボリューム数が100以上あるキーワードを選定していこう。

選定したキーワードをもとにサイトコンテンツの構造を決める

メディア 設計図

最後では、リストアップしたキーワードをどの構造に当てはめるのかを可視化していこう。

可視化する方法は、シンプルに紙にペンで書く方法でも良いし、マインドマップを使う方法もある。自分が管理しやすい方法を選ぼう。

このようにしてメディアの構造を最適化することで、サイトパフォーマンスが最大化していくよ。

始めたばかりの頃は、メディアの構造を最適化することすら難しく感じるかもしれない。その場合は、できることから着手していこう。

いずれ、このような構造化ができれば大丈夫。

まとめ

それでは、最後にまとめるよ。

メディアミッションの決め方には、2つの要素があることをお伝えしてきた。

1. メディアのミッションを明確にする

メディアのミッションとは、すなわち「媒体の使命」だったね。

情報発信する媒体が何であれ、「何をもって情報発信をするのか?」を明確にしておくことは、コンテンツの質を高め、集客の最大化に貢献してくれることをお伝えしてきた。

またそれは、ブログ執筆が途中で挫折することなく中長期的な活動の助けにもなる。

以上の理由から、ブログ執筆を開始する前の段階でメディアのミッションを明確にする必要性を述べてきたよ。

2. メディアの設計図を明確にする

このステップは、メディアの全体像を可視化するフェーズだったね。

「体験」「知識」「技術」をもとに、自分が提供する “情報” をメディアに構築していくなかで、全体像となる設計図を描くための方法を述べてきた。

この2つの要素を明確にすることによって、メディアの「ミッション」と「設計図」が具体的になることから、ブログ集客の最大化に発展していくんだ。

次のステップ

これでいよいよ執筆活動に集中できるね。

せっかくメディアのミッションと設計図を明確にしたんだから、コンテンツの質も高めたいはず。

一般にブログのイメージは、 “感覚的に書くもの” と認識されがちだけど、その書き方が通用するのは知名度の高い芸能人くらいだよ。

有名・無名に限らず、コンテンツ・マーケティングで成功したければ、ブログの書き方を熟知しておく必要がある。

そこで、以下の記事では “良質なブログの書き方” についてレクチャーしているよ。参考にしてみてね。

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