その NFT アート作品は、あなたが生み出した作品であることを明確に証明できるだろうか?
もし、俺が NFT アート作品を買う立場にいるとしたら、購入しようとしている作品が作成者本人であることを確信してから購入したい。
だって、見た目は同じ作品だとしても、金儲けのために販売された偽物かもしれないもん。
今後、あらゆるデジタルデータは、誰によって作られたモノかを明確に証明する必要性が増してくる。
Opensea(オープンシー)に NFT アート作品をアップロードしても、それが本当に作者本人の作品であるかを証明するには不十分だよね。
どれだけ契約住所を明記していたとしても、その作品が作者本人が販売した作品であることを確実に証明できる証拠には至らない。
この問題を解決する為には、あなたの作品があなたの手によって販売を許可した作品であることを証明できるようにしなければならない。
したがって、完成した作品を書き出す際は、「コンテンツ認識情報を明記する」ことをおすすめするよ。
この一手間を加え、NFT アート作品に自分が作成したことを証明することは、買い手への信用に繋がるんだ。
ルイ・ヴィトンのバッグにも本物と偽物があるように、Opensea(オープンシー)で販売されている NFT アート作品にも、見た目は全く同じだとしても本物と偽物があるかもしれない。
Instagram で売れているイラストレーターが公開している作品をダウンロードし、Opensea(オープンシー)にアップロードして販売すれば、偽物とは知らずに騙されて購入する人も少なくはないんじゃないかな。
このような事態に発展してしまうと、作者本人は何もしていないのに、それだけで信用が下がってしまう可能性だって考えられるよね。
そこで本記事では、自分が作成した NFT アート作品の画像に Photoshop からコンテンツ認識情報を記録して、自己証明を明確にし、作品の信用度を高める方法を紹介してるよ。
アドビアカウントとMetaMask(メタマスク)を連携する方法
まずは、「Behance」へアクセスしよう。


アドビアカウントとMetaMask(メタマスク)を連携する





MetaMask(メタマスク)の他、コンテンツ認証情報を記録する際に、SNS アカウントを明記しておいた方が、信頼性が高まるので、「Instagram」や「Twitter」アカウントの連携もしておこう。
Photoshop コンテンツ認証情報を有効にする設定方法




PhotoshopからNFTアート作品にコンテンツ認証情報を書き出す方法


- 「Contents Credentials」→「画像に添付」にチェックを入れる
- 「プレビュー」で情報を確認する
- 問題なければ「書き出し」を選択する
以上のステップで NFT アート作品に自分が作成したことを証明するためのコンテンツ認識情報の設定は完了したよ。
次では、「Opensea(オープンシー)」にアップロードしてみよう。

Opensea(オープンシー)でコンテンツ認識情報を確認する


これで誰がこの作品を創ったのかが明確になったね。このようにして、作品にコンテンツ認識情報を追加したり、SNS 情報を埋め込むことで信頼性がグッと増すから今後、この設定はマストになっていくよ。
「Opensea」から「Behance」にNFTアート作品を読み込む方法
次では、 Opensea(オープンシー)にアップロード済みの NFT アート作品を Behance に読み込む方法を紹介してるよ。







プロジェクトの情報を入力したらBehanceにも作品をアップロードできる


以上で Opensea(オープンシー)にアップロードしている NFT アート作品を Behance でも表示できるようになったよ。
今回は、Behance に作品を公開するまでのステップしか紹介していないけど、作品が完成するまでのストーリーを画像のほか、テキストや動画を使って紹介することもできるんだ。
このようにして各作品をポートフォリオとしても利用できるから、Adobe Creative Cloud を契約している人は、使ってみるのも良いと思う。
「Behance」から「Opensea」にアクセス誘導することも可能



すると「NFT 詳細」という欄が表示されるよ。つまりユーザーは、ここから Opensea(オープンシー)にアクセスして NFT を購入できるってわけ。
あとは、マーケティングさえしっかり行えば売れる動線を描けるってことだね。
今回の記事ではここまで。
その他、新たな更新情報などは俺の公式 Twitter でアナウンスしているよ。
まとめ
それでは最後にまとめるよ。
- はじめに、NFT アート作品が完成したからといって安易にアップロードして販売しないこと。
- なぜなら、作者本人の作品であることを明記できていないまま販売してしまうと、買い手が詐欺に巻き込まれる可能性も考えられるからだったね。
- ルイ・ヴィトンのバッグにも本物と偽物があるように、Opensea(オープンシー)で販売されている NFT アート作品にも、見た目は全く同じだとしても本物と偽物があるかもしれないという話をしてきた。
- このような事態を未然に防ぐには、NFT として販売する作品1つ1つに、自分が作成したことを証明するために「コンテンツ認識情報を明記する必要がある」ことを述べてきた。
その方法の1つとして、Photoshop に「Contents Credentials(コンテンツ認識情報)」を有効にするための設定を行い、作品を書き出す際に添付する方法を紹介してきたけどいかがだったかな?
このひと手間を加えることで、あなたの作品があなたの手によって販売を許可した作品であることを証明できるようになった。
これにより、あなたが創造した素晴らしい作品が1つでも多く売れることを楽しみにしているよ。
今日も最後まで読んでくれてありがとう。
応援してるよ。
DAisuke