サーバーに WordPress(ワードプレス)をインストールした後は、Google Analytics(グーグルアナリティクス)の設定をしよう。
Google Analytics(グーグルアナリティクス)の設定をする5つの理由
- 自分のサイトにアクセスしたユーザー数を知るため
- アクセス元を知るため(検索エンジン・SNS・日本 or 海外など)
- どんな記事が読まれているのかを知るため
- 離脱率・ページ滞在時間を知るため
- アクセス元の検索キーワードを知るため
細かく分析する際は、他の要素も必要になるけど、基本的にはこの5つがメインになる。
これから紹介する説明を元に Google Analytics(グーグルアナリティクス)の設定を進めれば、面倒に感じる設定をスグに終わらせることができるよ。
サクッと初期設定を終わらせて、次のステップへ進もう。
Google Analytics へアクセスする

Google Analytics 初期設定

- 「アカウント名」→ 管理しやすい名前を付ける。俺は管理しやすいように、ドメインをそのまま記入してるよ。
- 「Google のプロダクトとサービス」にチェックを入れる。
- 「次へ」を選択。

- 「プロパティ名」→ こちらも管理しやすい名前を付ける。ここも俺は、ドメイン名を直接入力してるよ。サブドメインなどを追加する際は、サブドメイン名を入力すると管理しやすいと思う。
- 「レポートのタイムゾーン」→ 「日本」を選択。
- 「詳細オプションを表示」→「ユニーバサル アナリティクス プロパティの作成」→ チェックを入れる。
- 「ウェブサイトのURL」→ 解析するウェブサイトのURL(ドメイン)を入力する。
- 「Google アナリティクス4とユニーバサル アナリティクスのプロパティを両方作成する」→ チェックを入れる。
- 「次へ」を選択する。

- 「業種」を1つ選択。(選択しなくても可)
- 「ビジネスの規模」→ ブログに携わる人数に合った項目を選択する。
- 「Google アナリティックスのビジネスにおける・・・」→ 該当するものを選択する。
- 「作成」を選択する。



Search Consoleのリンクを設定する







Xserver(エックスサーバー)はこちら

mixhost(ミックスホスト)はこちら













WordPressテーマにGoogleアナリティクスのIDを設定する

「プロパティ」のタブをクリックすると先程登録した「Google アナリティクス4(GA4 – ●●●●●)」と「ユニーバサル アナリティクス(UA – ●●●●●)」のプロパティが表示される。
WordPress テーマには、今のところ「ユニーバサル アナリティクス(UA – ●●●●●)」のプロパティを記入していればOKだよ。
「Google アナリティクス4(GA4 – ●●●●●)」を追加する際は、プロパティから「データストリーム」→「ドメイン」を選択して表示される「測定ID」を WordPress テーマに記入すればOK。

プロパティを UA(ユニバーサルアナリティクス)に選択後、「トラッキング情報」→「トラッキングコード」へ進むと、「トラッキングID」と「グローバル サイトタグ」が発行されるよ。大体の WordPress テーマは、「トラッキングID」だけあれば解析できるので、このIDの存在だけ覚えておこう。
前述のとおり現在 Google Analytics では、「ユニバーサルアナリティクス」から「Google アナリティクス4」移行期のため、初心者への説明が複雑になってしまうことから「Google アナリティクス4」の説明を割愛することにしたよ。
2023年7月から本格的な移行になる予定なので、また変更が確定次第、改めて説明するね。
自分のIPアドレスをカウントしないようにフィルタ設定を行う
この設定は必ずやらなければならないわけではないけど、デフォルトの Google Analytics 設定では、自分のIPアドレスもページビュー数などにカウントされてしまうんだ。
WordPress 立ち上げの時期では特に、「自分がアクセスした解析データなのか」「自分以外のユーザーがアクセスした解析データなのか」が分かりにくいので、自分のIPアドレスをカウントしないようにフィルタ設定を行うことをおすすめするよ。


IPv6 アドレスをフィルタに追加する
PC からアクセスした IPv6 アドレス

iPhone からアクセスした IPv6 アドレス


- 「フィルタ名」→「自分が管理しやすい名前を入力」
- 「フィルタの種類」→「定義済み」→「除外」→「IPアドレスからのトラフィック」→「前方が一致」の順で設定する。
- 「IPアドレス」→ 先程調べた IPv6 アドレスの等しい部分のみをペーストする。
- 「保存」を選択。
以上の設定で同じ通信環境においては、どのデバイスからアクセスしても自分のIPアドレスを非表示する設定が完了。
IPv4 アドレスをフィルタに追加する


- 「フィルタ名」→「自分が管理しやすい名前を入力」
- 「フィルタの種類」→「定義済み」→「除外」→「IPアドレスからのトラフィック」→「等しい」の順で設定する。
- 「IPアドレス」→ 先程調べた IPv4 のアドレスをペーストする。
- 「保存」を選択。
プロバイダー契約・引っ越し・PCなどのデバイス変更をしたらフィルタ設定も変える
Google AnalyticsにWordPressのプレビュー表示をカウントしない設定方法
Google Analytics のデフォルト設定では、WordPress で記事投稿をする前の確認作業として使用する「プレビュー表示」もカウントできる機能が備わっている。
気にならない人は設定する必要はないんだけど、俺は結構チェックを細かくするタイプなので、これだけで数十PVとかになるから、プレビュー表示をカウントしないように設定してるんだ。
もし、気になるようなら以下の手順で設定してね。

- 「フィルタ名」→ 管理しやすい名前を入力
- 「フィルタの種類」→「カスタム」を選択
- 「除外」→「フィルタ フィールド」→「リクエスト URL」→「&preview=true」を入力する
- 「保存」を選択
「フィルタ パターン」には、上記をコピーしてからペーストしてね。
Googleアナリティクス4で自分のIPアドレスを非表示にする設定方法

- プロパティから GA(Googleアナリティクス4)を選択する
- 「データストリーム」を選択する
- 登録済みの「ドメイン」を選択する



PC からアクセスした IPv6 アドレス

iPhone からアクセスした IPv6 アドレス


- 「ルール名」→ 管理しやすい名前を記入する
- 「traffic_type の値」→ internal を記入する
- 「IPアドレス」→ マッチタイプから「IP アドレスが次から始まる」を選択する
- 「値」→ 調べた IPv6 アドレスの等しい部分のみを記入する
- 「作成」を選択する
以上で設定は完了!
まとめ
それでは最後にまとめるよ。
- Google Analytics(グーグルアナリティクス)のアカウントを作成したら、Search Console(サーチコンソール)のリンクを設定する。
- Search Console(サーチコンソール)のドメイン所有権の確認には、サーバー側の DNS レコード設定から TXT レコードを追加しておくことで、今後サブドメインを追加した際に自動で確認作業が完了することを説明したね。
- Google Analytics(グーグルアナリティクス)にプロパティを追加したあとは、WordPress テーマにトラッキングIDを記入すること。
- 以上で基本的な初期設定は完了だけど、自分のIPアドレスからのアクセス数を非表示にしたい際は、フィルタ設定を行うことでユーザーのみのアクセス数を表示できる。
以上がサーバーに WordPress(ワードプレス)をインストールした後に行う Google Analytics(グーグルアナリティクス)の初期設定になるよ。
次では、メディアのミッションを明確化していこう。

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